日立市諏訪町産廃処分場反対

日立市諏訪町の産業廃棄物最終処分場建設に反対するブログです。

日立市諏訪町に産業廃棄物処分場ができる?

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日立市諏訪町太平田鉱山跡地


日立市諏訪町太平田鉱山跡地が産業廃棄物最終処分場候補地に

 5月26日、大井川知事は諏訪町の日立セメント太平田鉱山跡地を新産業廃棄物最終処分場の候補地としたことを発表しました。
 茨城県は、現在笠間市にある産業廃棄物最終処分場「エコフロンティアかさま」の後継施設を検討。候補地が1箇所に絞られた時点で、2月7日の検討会議で残った3か所のうち、日立市諏訪町が最も総合評価が高いとして公表しました。2025年度の供用開始を目指すとしています。概算設備費は208億円です。

 

県は、生活環境への影響が少ないと言いますが

 候補地とした理由には、周辺300m以内に住居はなく、事務所が1戸のみで、生活環境への影響は他の2か所より少ないこと、また、工業地域のため、農業への影響がほとんどなく、景観への影響もないと、県は説明しています。

 

市民から疑問や不安の声

○市内の渋滞はさらに悪化
 営業時間は午前9時〜午後4時30分で、1日あたり100台の搬入が想定されています。ざっと、2分15秒につき1台、大型産廃トラックが市内を通ることになります。日立市の真ん中を、南から、北から、23年間ひっきりなしに通り、ただでさえひどい渋滞はさらにひどくなるのではないでしょうか。

 

○通学路や諏訪梅林が危険道路に
 直近にある小学校、保育園の通学路で、諏訪梅林や鮎川の親水地に面している道路が通行道になります。周辺には多数の団地、高齢者施設、霊園、スポーツ施設などがあります。大型トラックがすれ違うことができない道幅の所や歩道がない所など危険道路になり、交通の安全を守ることができるのでしょうか。

 

○豊かな自然を守りたい
 直近の地域の井戸水は使い続けられるのでしょうか。憩いの場となっている豊かな自然は、産撤廃処分場ができても、守り生かすことができるのでしょうか。放射性廃棄物アスベストなどの有害物質の搬入有無、しゃ水シートの信頼性など、不安の声があがっています。

 

 

声を上げて、候補地撤回を

 市長の回答によって、県は断念するか、すすめるのかを決めます。不安の声、反対の声がある場所で、住民の声を無視して、事業をすすめることはできません。納得できる回答を求めることは誰にでもできること。私たちは声を上げて候補地撤回を求めます。

 

 

新産業廃棄物最終処分場関連について詳しくは茨城県のホームページ「公共関与による新産業廃棄物最終処分場整備について」をご覧ください。https://www.pref.ibaraki.jp/seikatsukankyo/haitai/kikaku/kikaku/sinnsanngyouhaikibutsu.html

新産業廃棄物最終処分場に関する住民説明会
8月22日(土)10:00〜/14:00〜多賀市民会館
8月30日(日)10:00〜/14:00〜日立シビックセンターマーブルホール会議室